広告業界の「2016年問題」

こんにちは。突然ですが、広告業界の「2016年問題」についてご存知ですか?

先日、日経ダイヤモンドが「広告戦争」と題して、これからの広告業界の在り方について特集していたので、興味をひかれ購入して読んだところ、コラムにこの問題が取り上げられていました。

「2016年問題」とは、来年から、多くのテレビ局においてテレビCMの素材送稿システムがオンライン化されて起こるというもの。オンライン化されることで、これまで行われていたデジタルテープで納品するという方法が無くなるために、今まで、収益のウェイトの多くを占めていた、デジタルテープへのコピー代やテープ代がなくなり、CMプロダクションの収益が大幅に下がるというものです。

CMプロダクションに勤めている友だちが、以前からこの問題に対して懸念していたのですが、ついに現実となる日が来るということでしょう。

これにより、CM制作費の大幅カットが見込まれ、CMの作り方も大きく変わることが予想されます。さらに、またテープ納品を通して結びつきが強かったCMプロダクションのアドバンテージが薄くなり、これまでテレビCMを作ってこなかった映像プロダクションなどの新規参入のチャンスが高くなるでしょう。

また逆に、CMプロダクションも新たな収益を求めて、テレビCMだけでなくそのノウハウを活かしてネット動画などへ参入してくることも必至です。

来年からテレビCM業界もいよいよ、その仕組みから大きな変化が迫られます。リベラルとしても、これからの広告業界で勝ち抜いていくために、動画という提案は不可欠になってくると思います。業界の動向を見つめながら、協力会社とともに参入のチャンスを狙っていきたいところです。

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