おつかれさまです。
2018年まであと少し…
いろいろなことが起こった2017年、
学校案内制作のお仕事も行う弊社にとって
来年は油断できない問題が待ち受けています…!
それは、「2018年問題」。
もう何年か前から話題にはなっていたのですが、
2018年目前に一度、おさらいして、対策を考えてみましょう。
「2018年問題とは」
2018年から大学受験を控える18歳の人口が減り始めること。
今までは人口が減少していても、大学進学率は上昇傾向にあったのですが、
日本の人口減少の影響がより大きくなり、
受験生徒数が下がっていくことが推計で明らかになったのです。
「それによって何が起こるのか」
受験を控える18歳が減る=入学希望者が減る
大学の入学者数が定員割れを起こし、大学の運営が行き詰まる。
極端ですが、大学がなくなったりも。
そして、すでに傾向は見えていました。
仕事上関わる時に大学も生き残るために試行錯誤していると感じました。
例えば、時代に合わせて新たな学科を導入したり、
入試方法が多種多様になっていったり…。
「大学だけではない、専門学校の2018年問題対策」
今年、文科省が「職業教育体系の新しい大学」を作っていくと
(職業教育に特化した新大学構想を)発表しました。
職業ごとの専門性、実践力をつける大学という新しい立ち位置ができます。
これから多くの専門学校が、
職業教育の大学化に移行していくのではないでしょうか。
「生き残るためにこれから何をしたらいいのか」
大学の価値を持たせること。
進学希望者に選ばれ、生き残ること。
学校の特色を伝え、自分が通うべき学校だ!と思わせる取り組みが必要になってきます。
今年、2018年問題に向けたデザインの参考書が出ていました。
「学校ブランディング 大学案内に学ぶ、募集広報のコンテンツ&デザイン実例集」
発行は株式会社ビー・エヌ・エヌ新社より
大学の広報の実例をデザイン中心に紹介。
ストーリー立てた企画(ブランディング)がどんな目的で、
どんなコンテンツを選択・利用していたかなど、
媒体の垣根を越えた実例が豊富で、参考になります。
このサイトもたまに参考にしています。
様々は学校の広報課の取り組みが見られます。
数々の学校関係の広告・企画を打ち出して来たリベラルも
2018年問題は大きい課題の一つになるでしょう。
「常識にとらわれず、問題の本質を捉えて、
今にあった広告を伝えるべき人に提供する。」
を大切にいいものをつくっていきたいです。
おわり