イケてた夏

こんにちは、こんばんはリベラル営業の兼子です。

夏の終わり、皆様元気に労働しておりますでしょうか?
子供のころはあんなに大好きだった夏。
虫取り、花火、かき氷・・・・・

そしてちょっぴり気になるあの娘と夏祭り。夏の終わりはどこか物悲しく
おセンチなマインドが涙腺をほんのりノックしてきたものですが、
大人になった今、夏はただ熱くて脇が臭くなるだけのシーズンになってしまった。

俺が変わったのだろうか、それとも夏、あんたが変わっちまったのかい?
嗚呼、分かってるさ。俺が変わっちまったんだよな。。。

今一度子供の頃の俺を思い出すとしようか。
そう、俺は小学生の頃。めちゃくちゃ調子に乗っていた。
今の兼子を知っている方はかなり驚くかと思いますが、当時の私はTHE人気者だった。
いや、ほんとに。
何故なら両親がBMWに乗っていたからである。
ワイの家の車庫に満面のドヤ顔でふんぞり返っているBMWさん。
当時俺の小学校の女子たちはなかなかオマセなガールで。
「兼子君のうち外車!!」と俺にその価値を教えてくれた。

当時俺はそのことに関しては何も思っていないが、どうやらうちの車はスゲェらしいと気づき。
それからは、我が家の前を通るたびBMさんを同級生に紹介した。
「これ、うちの車。ガイシャっていうやつ」と。

その他、恒例の夏休み何したかな発表会では、ほかの子が軒並みお祖母ちゃんの家に行ったなど微笑ましいエピソードを発表する中、「1週間ハワイに行ってました。こっちの夏よりさわやかな暑さでした」という財力誇示エピソードをリフトオフ。
続けてハワイでたまごっちが亡くなり、ハワイ出身の新しいたまごっちを育てているとかいう謎の俺のたまごっちグローバルなんだぜエピソードリフトオフ。

などなど、今思えばいつハブられておかしくない成金野郎だったのだが、やはり田舎お純粋な子たちは純粋にすごいすごいと褒めたたえてくれていた。

故に夏はもちろん、そんな褒めたたえてくれているカースト上位の女の子たちと小学校の夏祭りに参加。
小学生時代、女子と夏祭りに行くことは選ばれしものだけが享受することができるスペシャルイベントだった。
モブ男子どもの、羨望のまなざしをバリバリに感じながら闊歩する小学校の夏祭りは最高に気分がいいものだった。
数年後スポーツができるやつらや、顔がいいやつらにイニシャルDのごとく追い抜かれ、自分もしっかりモブの仲間入りすることも知らずに我が物顔で夏を満喫しておりました。

 

そんな純粋な時代を思い出し。
残暑とかいういい加減お前あっち行けよと思う季節を乗り越えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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