Spotifyに負けるな。WWDC 2015にてApple Music登場。

公私ともにMacヘビーユーザーのCD佐藤です。もちろんApple WatchもGETしました。

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前回のブログにも書いたのですが、実際に使ってみると本当にiPhoneでできないことがなにもない上に、iPhoneがないとなにもできないため、まったく使い道がありませんでした。

しかも、実はものすごく操作性が悪い。

アプリを立ち上げて必要な機能にたどり着くまでの手間が面倒だったり、どのボタンを押したら何ができるのかということがわかりにくかったり、元の画面に戻すのにどうすればよいのかといったようなことが直感的にわかりません。

さらに、時間を見るのにも、腕を下げた状態では画面が消えていて、腕を上げると画面が表示されるというバッテリー消費に配慮したギミックが採用されていて、毎回時計が表示されるまでのコンマ数秒のタイムラグがうっとうしい。

といったことに不満が募り、早々に手放してしまいました。

 

どうやらデベロッパのアプリ開発に、Apple側でいろいろと規制をかけていたため、操作性がスポイルされてしまったみたい。今回のWWDC2015(Appleのデベロッパ向けイベント)で発表されたwatchOS 2では、アプリ開発の自由度がかなり上がったようです。

今後アプリがさらに増えるとともに(すでに6000種類を超えたそうです)、UIが洗練されていくことは間違いないので、様子を見続けていきたいと思います。

 

というわけで、毎年恒例のWWDC、過去にはiMacやiPhone3Gなどが発表されてきましたが、今回の内容は、事前にかなりリークされていた通り、OS X、OS9、watchOSのアップグレードがメインで、特に目新しいものはありませんでした。

そして恒例の「One more thing…」

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発表されたのは、最新の音楽サービス「Apple Music」。

最新といっても、音楽のストリーミング配信という、Spotifyが先行している既出のサービスの延長上にあるもので、イノベーティブなサービスではありません。

自分の持ってる音楽ライブラリを全てApple Musicライブラリにアップロードして、いつでもどこでも聞けるようになる上に、自分の持ってる音楽ライブラリと合わせて、Appleが世界中から集めた音楽を、全て共有できる。しかもダウンロードもできてしまう。Apple曰く「これまで録音されたほぼすべての曲が、あなたの指先にそろっているかのよう」というもの。

Spotifyもほぼ同等のサービスなのですが、現在利用できる国が55カ国。数年前から日本上陸の噂は出ていますが、未だ日本では利用できません(2016/9/30、日本でもサービスがスタートされました!)

Apple Musicは100カ国以上でのサービス提供を予定しており、すでに日本向けのApple Musicサイトもアップされています。Apple Musicが、iTunesのリソースを活かして一気に追い抜いてしまったようです。

月額9.99ドル(約1200円)と、iTunes Matchに比べるとかなりコストはかかりますが、これはすごい。

苦労して集めたアルバムの価値が一瞬にして標準化してしまうのは悲しいけれど、新譜はもちらん、聴きたくても入手困難だったレア盤や、聴いたことのなかったジャンルの音楽との出会いも、無限に楽しめます。

6月末、サービス開始予定。もちろん即日登録決定です。

ちなみに、秋に無料公開予定、OS X Yosemiteの次バージョン名は「El Capitan」。

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エリック・クラプトンかと思った。

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