校正-広告制作上、ミスなく仕上げるための最重要チェックポイント

今回は、広告制作においてとても大切で、決して欠かせない作業「校正」についてご説明します。

校正とは?

校正(こうせい)ー(1)文字の誤りをくらべ直すこと。(2)校正刷を原稿と引き合わせて、文字の誤りや不備を調べ正すこと。
校正刷(こうせいずり)ー校正するために、仮に刷った印刷物。ゲラ刷。
出典:広辞苑第四版(1991 年発行・岩波書店)

校正する ー原稿と校正刷りを引き合わせて、誤植・誤字・体裁などを正しくすること。
ex)使い方「再校を校正してください」
出典:類語大辞典(2002 年発行・講談社)

いくら良い広告を作ったとしても、そのすべてが無駄になってしまうことがあります。それは、校正ミス。誤字や脱字があったり、金額や電話番号などの数字が間違っていたりすれば、せっかく生み出したアイデアや、時間をかけて書いたコピー、デザインの価値は全くゼロになってしまいます。

それどころか、「広告に載っている値段と実際の値段が違う!」「広告に載っている電話番号にかけても電話がつながらない!」など、一般の消費者からのクレームがきてしまい、クライアントに非常にご迷惑をかけてしまいます。

そうした校正ミスを起こさず、より広告の精度を高めるためにリベラルが行っているテクニックをご紹介します。クライアントの皆様も、修正やチェックする際の参考にしてください。

 

これで校正ミスとお別れ!広告クリエイターが教えるミスゼロの校正テクニック

1. 声に出して読み上げる

校正する際、目視しながら読むのが基本ですが、実は声に出して読んだ方がその効果は高まります。目視では気づけなかった「誤字・脱字」や「てにをは」の間違いに気づきやすくなるのです。

また、音読することで文章のリズムやテンポをより感じることができます。リズムが崩れていると感じた部分については、読者も同じように「読みにくい」と感じる可能性が高いため、よりわかりやすい文章に修正するといった意味でも有効です。

2. 数字のチェックは読み合わせをする。

校正において数字の確認は最も重要なファクターです。特に広告における金額や電話番号、表のスペックなどは間違うと致命傷になります。

そうした場合は、二人一組となって、一人が数字を読み上げ、もう一人がその原稿どおりかをチェックする、読み合わせを行うことが有効です。二人でチェックするので、モチベーションを保ちながら続けることができ、間違いにも気づきやすくなります。

3. 第三者の目を通す

「自分で何度も見返して気づかない間違いも、他人が見たら一発でわかる」。これは意外によくあることです。自分ひとりでの校正は思い込みで行ってしまっている部分も多くあるので、ななめ読みでもいいので第三者の目を通すことはとても大切です。

4. 校正用のチェックリストを作成する。

以上のことに注意しても、どうしてもほかの仕事で忙しい状況の中では、ふと忘れたり抜けてしまう恐れがあります。そのために、校正上の注意点をリストにしておくと便利です。

  • 誤字や脱字はないか?
  • 同じ意味の漢字や数字などの表記が統一されているか?
  • 金額や数量・時間、電話番号などの数字をチェックしているか?
  • 図や表・画像を用いてる場合、その内容は正しいか。本文とあっているか?

など。これらの項目をチェックしながら校正を行うと作業のクオリティを保つことができます。


以上のような取り組みを通して、リベラルでは校正の精度を高めています。ミスのない広告制作をご希望されるみなさま、安心してリベラルにおまかせください。

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