パンフレットは製本されていない、つまり装丁がされたりハードカバーがつけられていない冊子のことである。〜(中略)〜定期刊行物とは異なる出版物が「表紙を除いて5ページから48ページまでのもの」というのがUNESCOによる定義であり、それ以上は「書籍」となる。
カタログは、商品や展示物などの品目を整理して書き並べたもので、目録や説明書、案内書をいう。
パンフレットはもともと印刷物の形態を指すが、印刷物としての用途から説明書や案内書の意味合いを持つようになったため、利用目的が似たカタログと同一視される場合が多い。本来、目録であれば形態により「パンフレット(小冊子)にしたカタログ(目録)」あるいは「カタログのパンフレット」「リーフレットカタログ」などという表現になる。引用:wikipediaより
商品やサービスを紹介する上で重要な役割を果たすカタログやパンフレットの需要は、どれだけデジタル化が進んでもなくなることはありません。
リベラルでも、毎月10種類以上のカタログ・パンフレットを制作しています。
膨大な手間と時間がかかるカタログ・パンフレットの制作が、少しでもスムーズになるように。
制作にとりかかる前に、まずは3つのポイントを、しっかりと押さえておきましょう。
ポイント1 目的と用途
当たり前すぎるのですが、カタログ・パンフレットの発注を受ける際に、これがきちんと定められていないことが結構あります。
新しい商品ができたから。
商品ラインナップが変わったから。
デザインが古いから。
在庫が減ってきたから。
そろそろ替え時だから。
ということで発注を受けることが多いのですが、作り変える必要があるということと、カタログ・パンフレットの目的・用途は別物です。
新しい商品ができたのなら、何を伝えたいのか。誰に伝えたいのか。どう伝えたいのか。
新しい商品に搭載されている、今までになかった○○という新機能を、企業の開発担当者に、営業がカタログ・パンフレットを使って直接伝え、まずは実際の製品を見てもらいたい。
資料請求があったエンドユーザーに送付。カタログ・パンフレットを見て、web、もしくは実店舗への来店を促す。
量販店の店頭にラック置き。まずは手に取ってもらい、他社と比較した上で選んでもらう。
などなど、例えば「商品を告知する」という目的ひとつとって見ても、それを達成するために、目的と用途ははいくらでも具体的に細分化されていきます。
そこがしっかりしていないと、せっかく作っても、使い勝手が悪かったり、効果が低いカタログ・パンフレットになってしまいがち。
まずは目的と用途をしっかり定めてから、制作の準備にかかることが大切です。
ポイント2 デザインの方向性
あふれる印刷物の中で、目を留めてもらうには、当然見た目が重要。
さらに内容をわかりやすく、魅力的に伝えるためにも、デザインは大切なポイントです。
ブランドや商品やサービスに基づいて、どのターゲット層をコアターゲットとして定めるのか。
それによって、アカデミックに見せたいのか、フレンドリーに見せたいのか、シンプルなものが良いのか、かっこいいものが良いのか、写真やイラストをふんだんに使って見せる方が良いのか、じっくりと読ませて説得した方が良いのか・・・表紙から中面まで、デザインの方向性を探っていくことになります。
作り出してから途中でぶれると、一番厄介なのがデザインの軌道修正。
方向性を早めに定めておくことは、スムーズに制作を進める上での必須条件です。
ポイント3 進行管理
内容やデザインも大切ですが、同じくらい大切なのが進行管理です。
カタログ・パンフレットのボリュームと納期に合わせてグランドスケジュールを立てたら、どうすればその通りに進むのかということをしっかりと管理しなければ、気がつくとズルズルと納期が後ろにずれていくことになります。
スケジュールの管理ができていないことで、初めは3ヶ月で完成予定のスケジュールが、1年を超えてしまったなんていうことも珍しいことではありません。
掲載内容がいくつかの部署に渡っているときは、他部署への確認。
撮影を伴うときは、撮影するモノ・場所・時間の段取り。
原稿を出すタイミングやチェックのスケジュール管理・・・
幾つもの行程をそつなくこなすために、準備や根回し、他の仕事との調整といったことが必要になってきます。
もちろん100%スケジュール通りに進行するのは無理。
スケジュールがずれはじめたとしても、納期に間に合わせるために、改めてスケジュールを組み直すといった臨機応変・柔軟な対応も重要なポイントです。
カタログ・パンフレットの制作ご担当者様へ
とはいえカタログ・パンフレットの制作って、慣れていないとものすごく大変です。
毎日、毎月制作していても、〝難しいなぁ〟と思う事って少なくありません。
外注するにも、どうやって頼めば良いのかわからない。
どこへ頼めば良いのかわからない。
そんな、カタログ・パンフレットの制作ご担当者様へ。
一人で悩まず、リベラルへ。
まずはお気軽にご相談ください。
ご相談を受けた上で、全体構成からデザイン・コピーのご提案、お見積まで、無料で承っています。
それをご覧いただいて、さらに社内で検討の上、承認が取れてからの発注でOK。