こんにちは。今回のブログでは、「最も遅いセ・リーグ順位予測」と題して、超・私的見地から、開幕直後の今年のセ・リーグペナント予測をしてみたいとおもいます。
優勝:広島カープ
なんてったって戦力が分厚い。それに1〜3番を打つ田中(広)、菊池、丸は、選手として最も脂が乗っているし、投手力も頭一つ抜けている。勝ち頭の野村は安定感抜群だし、ジョンソンが沢村賞受賞時のようなピッチングをシーズン続けてできれば15勝は確実。サードを守る安部も安定感が出てきたし、鈴木誠也の復活も大きい。プラス要素が非常に多いので、今年も優勝候補筆頭。
2位:読売ジャイアンツ
アンチ巨人の私としては、2位にジャイアンツを書きたくない。しかし、上原のメジャーからの復帰、山口俊の戦力復帰など、投手力を中心に戦力の底上げができつつある。先発投手陣が充実しつつあるし、打線も村田が抜けたとはいえ、岡本の台頭が気になる。上原がリリーバーとして加入したことで、終盤の得点が期待できなくなる。先制逃げ切り型の試合運びで、今シーズンを乗り切るのではないだろうか?
3位:横浜DeNAベイスターズ
昨季3位から日本シリーズに出場したことは選手各自にとって大きな自信になったはず。ラミレス監督の緻密な観察眼によって裏付けられる戦略は今年も脅威。おまけにセカンドに大和が加入したことで、大和、倉本、桑原のセンターラインが強化。自慢の打撃だけでなく守備力も向上している点が恐ろしい。投手陣も東というルーキーが即戦力となっているので、戦力の底上げに成功したと言えるのでは? 2位巨人に限りなく近い3位。
4位:阪神タイガース
我がタイガースは“戦いながら育てる”方針をとっているので、戦力の上積みとしてはロサリオが入ったことくらい。ただ、そのロサリオが期待通りの働きをしてくれるかが大きな鍵。ここ近年のまともな助っ人外国人は、バース(古っ)、オマリー、シーツ、ウイリアムズ、マートン、メッセンジャー位しか挙がらない。しかも金本監督はレギュラーを固定しないので、選手としても戦いにくいものがあると思う。髙山を始めとした若手陣がもっともっと頑張らないと、ペナントは遠い。投手ローテもメッセ以外は計算が立たない。去年の勝ち頭・秋山は未知数ゆえ、これでは勝てない。金本監督の采配からまずは見直した方がいいだろう。
5位:東京ヤクルトスワローズ
青木の復帰が大きい。彼の復帰は選手の技術面・精神面共にプラスになるだろう。影響力は強いが、チームをPOに導けるかはまた別。ただ、怪我をしていた川端や畠山が戻って来れば、ペナントをかき回す要素として面白い。ただ投手陣が心もとない。石川ばかりに頼ってはいられないし、ブキャナンが期待通りの働きをしてくれるかもわからない。試合終盤のいわゆる“勝利の方程式”も確立されていないから、良くて昨季より一つ順位を上げるくらいか?
6位:中日ドラゴンズ
ベテランと若手の過度期が長く続いている中日。外国人選手は全員未知数だし、野手も1軍半の選手を多用しなければならない台所事情。日ハムから大野(奨)を獲得し、懸念材料だった扇の要が解消されたとはいえ、セ・リーグの野球に順応できるかは「?」。投手陣も絶対的エースといえる存在がいないのがマイナスポイント。松坂が加入したが、ソフトバンクでの“前科”があるだけに、どれだけ活躍してくれるかは「?」積極的な補強をせず、新外国人に頼りがちな部分と「?」の要素が多いので、あえて厳しく最下位にランクした。
さぁ、この順位予想が、10月時点でどれだけ当たっているか?
情報ソースは、あくまでテレビ等から流される情報が基で、取材に基づいたものではありませんが、私の眼は慧眼か節穴か? シーズン終了時を乞うご期待!
冒頭の口上に「なんか聞き覚えがある…」と思ったアナタは、おそらく関西人でしょう。