箱根駅伝は全国大会ではない?!

デザイナーIです。

2019年も明けまして、平成もあとわずか。
寒い日が続いています。

年末年始の休暇ものんびり過ごさせていただきました。
年始の箱根駅伝は青学大の5連覇&3冠を阻止、東海大学の総合初優勝で盛り上がりました。

自分は他の駅伝大会ってテレビ放送をあまり観る機会がないのですが、箱根は正月気分に流され、観てしまいます。

柔道やレスリング、スキージャンプの単独中継は観ませんけど、
オリンピックになると観てしまうのと同じようなものですかね。
さて、2019ラグビーワールドカップ日本大会は盛り上がるのでしょうか?

ところで、箱根駅伝は毎年話題になるのですが、実は全国大会ではなく、ということを知りました。
「東京箱根間往復大学駅伝競走」が大会の正式名称、関東学連加盟の大学であることが出場条件の「関東地方大会」だそうです。

今年の結果は

2019.1.2/3 大手町→芦ノ湖→大手町(10区間:217.1km)

1 東海大学
2 青山学院大学
3 東洋大学
4 駒沢大学
5 帝京大学
6 法政大学
7 国学院大学
8 順天堂大学
9 拓殖大学
10 中央学院大学
11 中央大学
12 早稲田大学
13 日本体育大学
14 日本大学
15 東京国際大学
16 神奈川大学
17 明治大学
18 国士舘大学
19 大東文化大学
20 城西大学
21 山梨学院大学
22 上武大学
OP 関東学生連合


大学3大駅伝の他2大会、 2018年度の男子大学駅伝の全国大会の結果を調べると、(★)が関東以外になります。

出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)

2018.10.8 出雲大社正面鳥居前→出雲ドーム前(6区間:45.1km)

1 青山学院大学
2 東洋大学
3 東海大学
4 拓殖大学
5 帝京大学
6 中央学院大学
7 立命館大学★京都
8 城西大学
9 日本体育大学
10 早稲田大学
11 アイビーリーグ選抜
12 法政大学
13 京都産業大学★京都
14 皇學館大学★三重
15 日本文理大学★大分
(以下省略)

秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)

2018.11.4 熱田神宮西門前→ 伊勢神宮内宮宇治橋前(8区間:106.8km)

1 青山学院大学
2 東海大学
3 東洋大学
4 駒澤大学
5 帝京大学
6 國學院大学
7 法政大学
8 城西大学
9 明治大学
10 神奈川大学
11 日本大学
12 日本体育大学
13 順天堂大学
14 中央学院大学
15 早稲田大学
(以下省略)

15位内はすべて関東独占、16位に立命館大学です。関東以外の大学の全国大会での上位入賞は非常に厳しくなっているのが現状のようです。「箱根駅伝」のために関東の大学に有力な選手を集中させているのがわかります。

実際に「箱根駅伝を全国大会化しよう」という動きもあるようです。
しかし、そう簡単は進まないようです。
箱根駅伝には各大学の宣伝という意味合いが深く、箱根駅伝の出場、優勝で大学の人気が高まり、受験者が急増するのだそうです。

もし、全国大会化すると、出場希望校が増えて大会出場権をめぐる競争が激しくなります。
かと言って出場校を増やすとプレミアム感がなくなり、広告効果が下がると危惧されているのです。

関東の地方大会のままでも、全国大会としても、箱根駅伝はなかなか難しい悩みを抱えているようです。

自分としては全国大会として地元選手の地元大学を応援したりすることで、地域の活性化にも繋がる方が面白いと思いますけど。

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