花粉も多少収まってきた春の日、みなさんは如何お過ごしでしょうか?
最近、街中で何気ない、とある光景を見まして、
ちょっと興味を持ったので調べてみました。
何かというと、朝、出勤途中で、とある建物に行列ができている姿を見かけたんです。
しかも同業で、いくつもの建物に。
ラーメン屋?
いーえ違います。
答えは、病院です。 英語でhospitalです。
診察の始まるだいぶ前から患者と思しき人たちが行列をなしてました。
朝早くから病院に並ばなければ、待ち時間が長くて診察が遅くなってしまうとか、
人気のある病院だとそもそも診療時間内に診てもらえなくなってしまうこともあるとか。。。
個人的には病院は仕方なく行くところと思っているので、
そこで長時間待たされるのはとてもいやです。
そうなると医者が足りていないのか??
という疑問も出てきますが、なんと医者の人数は逆に年々増えているそうです。
画像出典:http://www.garbagenews.net/archives/2013192.html
科によっては減ってもいますが、総数では増えています。
その中で一番増えているのが精神科医数という。今の日本を象徴しているみたいでいやですね。
産婦人科に関しては社会問題化したこともあり、若干持ち直しているようです。
※ちなみに優秀な看護師になれる専門学校を知りたい方がいれば連絡ください!!
話がそれましたが、
医者の人数が増えている≒病院の数も増える
ということなのに、多くの患者が朝から列を作っているということは、
患者の数がそれ以上に増えているということになります。
高齢社会間近の日本ですので、「仕方ないのかな」と思う部分もありつつ、
病院がお年寄りの憩いの場になっていたり、
医者が話し相手になっている場合もあるみたいで、
純粋に患者が多いことだけが問題ではないようです。
同様の問題では、老人ホームも満室で退去待ち、なんて話もよく聞きます。
(僕の祖母もそうでした)
高齢社会を終わらせるためには、論理的には今の高齢者が亡くなるか、それ以上に出生率を増やすくらいしかありません。
でも、現実的にはこれらの問題が解消されるのはまだまだ先になると思います。
ふと通勤途中で見かけた病院の行列がきっかけでちょっとだけ調べてみたのですが、
それだけでも日本の抱える問題点が見えてきました。
そういえば、広告の仕事もクライアントが日常的に抱えているちょっとした不満・不便に気がついて、改善策を提案することで、クライアントに気付きを提供したり、そこからお仕事をいただけたり、より信頼をしていただけるようになります。
何気ない部分に埋もれてしまっていることにどれだけ気がつけるか?
これ、けっこう大切なことなんじゃないかと思います。
僕もこの発想を忘れず、常に新鮮な気持ち・視点を持ってクライアントにもっと喜んでもらえるよう、精進していきたいです。