おはようございますデザイナーKです。
世界的に有名なプラモデルのメーカーに
タミヤという会社があります。
戦車など世界的にミリタリーモデルの標準スケールとして
用いられている「1/35」というサイズがありますが、
これはタミヤがやり始めて世界のメーカーが
倣うに至ったものであります。
そんなタミヤのプラモデルの好きなところに
外箱や組み立て説明書に記載された
プラモデルのモデル…元ネタの車両などの解説文と
そのキット自体の《模型要目》があります。
いつ頃、どんな所で、どういう使われ方をしたのか
時には具体的な史実を交え丁寧に説明がされ
その時代を知らない人にとってもモデル車両のことが
わかるように冷静かつ情感豊かに記されています。
また、《模型要目》にはカラーリングや素材などキット内容とともに、
頻出する「楽しさあふれる」や「実感豊かに」などの独特な言い回しで
これから作るプラモデルに対する期待を膨らませる表現がされています。
プラモデル化にあたって丁寧に取材を行い、
作りやすくかつリアルな再現ができるようにという
タミヤの真摯な姿勢が垣間見え、
ここはひとつ作り手として活躍当時の再現をしてやろうじゃないか、
という気分にさせられるというものです。
↓
まあ、私はやりませんけど。
これは「1/48」という「1/35」より一回り小さいモデルなのですが
こんな小さなおじさんも実感豊かに再現。
何しろこんなサイズなので
懐かしいCDの崖を通り抜けたり
積みプラの洞窟を走ったり
ラックの下で巨大生物に遭遇したりして遊べます。
ちなみにこのケッテンクラートという乗り物は
実車が日本にも現存し、ナンバーを受けられるので
公道を走ることができます。
模型やミリタリーのイベントに呼ばれたりすることもあるようです。
まだまだ厳しい状況が続く中ですが
外出せずに楽しめるプラモデルで空想の世界を旅するのも楽しいものです。
このケッテンクラートなどはキット実売1,000円しません。
元ネタに近い成型色で、塗装無しでもサマになるので
一緒に「ニッパー」と「流し込み接着剤」(←神アイテム)を持ってレジにGOです。
あ、老眼の方はお尻で踏んでも壊れないルーペも…
ではでは