こんにちは。CD佐藤です。
バカリズムだからバーガーリズム・・・
真っ先に思いついたら、バカリズム自身がネタにしていました。
マクドナルドでは、
「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー(仮称)」の正式名称を公募。
名前をつけて、バーガー10年分をゲットしよう!
というキャンペーンを2月2日からスタート。
一部店舗では1月26日より先行販売。
↓
http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/namaeboshu/index.html(※公開終了しています)
中央林間のマックでも先行販売していたので、買いにいってみたのですが、一個390円。
高いよ。
牛丼食べられる。
もったいないから200円のエグチを買ってきました。
「エグチとポテト、持ち帰りで」
正直言って、50も間近のおっさんが、バベポとか、エグチとか、チキチーとか、バカっぽくて注文しにくいです。
「北海道産ほくほくポテトとチェダーチーズに焦がし醤油風味の特製オニオンソースが効いたジューシービーフバーガー(仮称)」に至っては、「あなたがつけたい名前で注文してください!」って、自ら注文のハードル上げてどうするんだろう・・・。ポテトバーガーとか、ホクホクバーガーとか、分かりやすい名前ならいいけど、自分の名前付けたりする人も出てくるのではないでしょうか。
「山田バーガーください」
とか、
「中央林間バーガーください」
って言われても、冷静に正しい対応ができるのだろうか。
対面ならまだしも、ドライブスルーではどうするんだ?
それにしても、いま時あんまり集客効果があるとは思えないプレゼントキャンペーン。それも、注文しなきゃダメな、クローズド懸賞(商品の購入やサービス利用で応募の権利が得られる:賞品金額の上限が発生)だから、約140万円分という微妙な金額。
新商品自体、ポテトフィリングにベーコンって、セットでさらにフライドポテトつけたらポテトだらけ。グラコロバーガーの“すべての原材料小麦粉”に匹敵するポテトの、フライドポテト転用という材料調達費削減メニュー。
とはいえ、食べてみないとなんとも言えないので、やっぱりブログのために改めて買ってきました。1日に2回もマック...
先行販売で、まだキャンペーンはじまっていなかったので、
「これください」
とメニューを指差して注文してきました。
それにしても、パッケージにいくらかかっているんだろう、、、もったいない感満載のパッケージを開けると、
・・・なんだか、ちっともシズル感がありません。
上段は、まんまポテト。
下段は、まんまハンバーグ。
味は、パンとポテトとハンバーグ味。たまに焦がしオニオン&ベーコン風味。チーズは、入ってたんだ。。。という感じ。
想像以上でも以下でもない、まんま具材の味。ジューシー感なんてまったくありません。
まずくはないけど、たいして旨くもないぞ。なにがしたいんだ、マクドナルド。
プレスリリースでは好意的な記事が多く、広告費もガンガンかけているようで露出度も高いけれど、マック復権メニューとしてはどうなんでしょうか。
まあ、本国アメリカでは、昨年10月から朝食メニューの終日提供を開始したら大幅に売り上げが伸びたらしいので、なにが呼び水になるのかわかりませんが。
私自身、何年もマック食べてなかったのですが、中央林間のマックがリニューアルオープンしたので、久々に食べてみたら、その後も小腹がすくとなんとなくマックが食べたくなって、週3くらいで食べるようになってしまいました。
きっとあのポテトフィリングには中毒性のある何かが入っていて、しばらくするとまた食べたくなってしまうのではないでしょうか(そんなことないか)。
というわけで、長い前置きになりましたが、さすがにこのキャンペーンだけで、かつてのマックの勢いを取り戻すことはムリだと思います。とはいえ、かつてはビッグマックが憧れの食べ物だったこともありました。
そんな子供の頃を思い出しつつ、マック復権のためのアイデアを、できることできないこと(ほとんどできませんが)、いろいろ無責任に考えてみました。
idea 1
Macとコラボ
ベタなコラボですが、iPhone6sの売り上げが落ちてきて、ジョブズの威光も過去のものになりつつある今、斜陽しかけつつあるアメリカンドリームの2つの象徴、Mac × マックキャンペーンを実施。
キャンペーン案
- Apple Watchをしてたら無条件で10%OFF
- Apple製品のみ、店舗内wi-fi経由でクーポン発行
- Apple Pieを頼むとスピードくじでiTunes カードプレゼント
- ビッグマック型 Magic Mouse発売
- ハーフサイズのマックminiバーガー発売
idea 2
ジャンクフードを徹底化
人は、食べてはいけないものほど、食べたくなる生き物です。マックチョコポテト、マックフルーリー等、時代に逆行した、反健康志向メニューをさらに先鋭化。高カロリーで体に悪い成分いっぱいの商品で、二郎系ラーメンを好むような、化学調味料大好き生活習慣病層にアプローチ。
- トランス脂肪酸でバンズを揚げた「揚げバーガー」
- 豚の脂身を揚げた「脂身カツバーガー」
- 「ホイップクリームシェイク」
- 分厚いハンバーガー2枚でバンズをサンド「反バーガー」
- ビッグマック2個とコーラのLL、ポテトのLL「メタボセット」
idea 3
ココイチやサブウェイのようにメニューの組み合わせを自由化
- ポテトをバンズにはさんだ「ポテトバーガー」
- チキンをシェイクに入れた「チキンシェイク」
- 「フイレオフィッシュ・オン・ザ・チキンタツタ」
- ピクルス、オニオン、レタス、アボガド、野菜だけを挟んだ「本物ベジバーガー」
- 目玉焼き2枚だけ挟んだ「ダブル目玉バーガー」
・・・客の好みでなんでもあり。
idea 4
同業他社インスパイア
他社の人気商品をオマージュした商品を開発。
- オリジナルソース&トマトスライス「モスマックバーガー」
- 網焼きミートパティ「マックワッパー」
- 調味料コーナー(スパイスバー)を設置(フレッシュネスバーガー・リスペクト)
- 「お好み焼きマックバーガー」(ドムドムバーガー・リスペクト)
- 「金のハンバーグ・バーガー」(セブンイレブン・リスペクト)
idea 5
エリアのターゲット特性に合わせてプラスαの商品やサービスを追加して差別化
- 大人マック
生ビールを提供。ポテトとチキンをつまみに、仕事帰りに一杯飲める。
- シルバーマック
病院でたむろしているシルバー層をターゲットとして、マッサージチェアやセルフ健康チェック(血糖値・血圧・中性脂肪・肝機能・肺年齢・体内年齢・血管年齢・骨密度・LDL/HDL計測)ができるコーナーを設置。ピクルスの代わりに「きゅうりのキューちゃん」を使用。
- 回転マック
フライドポテトといえば「スシロー」と言われるくらい、本家を食ってしまった回転寿司に対抗し、ハンバーガーやサイドメニューをぐるぐる回して、いまよりもっと家族で楽しめる店舗を演出。数多く食べられるようにバンズを小ぶりにダウンサイズ。寿司メニューをバーガーに取り入れる。
ex)ネギトロバーガー/厚焼き玉子バーガー/ホタテバーガー/イクラバーガー/バンズにシャリを挟んだ究極の炭水化物バーガー
日本マクドナルドの皆様、よいものがあれば、ご自由にお使いください。