チラシ、パンフレット、交通広告、新聞広告に続いて、今回は雑誌広告の基礎知識についてご紹介します。
雑誌広告の種類は大きくわけて2つ
1. 純広告
広告主が主導となって制作した広告のことです。広告用に用意されたスペースを使って、自由に商品やサービスをアピールすることができます。
ビジュアルをメインに使ったものから、記事風に仕立てたものまで、そのデザインはさまざま。思い思いの形でしっかりと訴求することができます。
また表2や表4などはよく読者の目につく箇所のため、純広告が掲載されることが多いです。
2. タイアップ広告
広告主が雑誌の編集者に打ち出したい商品やサービスの希望を出し、一緒になって編集ページのように作り上げてゆく広告です。
メリットとしては、自然な流れで説得力のある広告を発信することができます。
しかし、広告臭さをなるべく消したい編集側と宣伝文句を入れたい広告主側で、内容の調整が難しいことも多いことが難点です。
雑誌広告の強みとは?
1. 購読者層がわかれるので、ターゲットが絞りやすい
書店やコンビニにならぶ多種多様な雑誌。その中から人はそれぞれ趣味趣向に合った雑誌を選んで購読します。
そのため、購読者層に合った商品を集中的にアピールすることができます。
広告の受け手にはその分野の専門家やマニアな層が多く、ニッチな商品の紹介にも使われます。
また、購読者は繰り返し雑誌を買う傾向があるので、継続して掲載することで広告効果を長期的に維持できるのも強み。ターゲットに対しての認知度の浸透という点でも有効的です。
2. 写真やイラストなどで、読者にイメージさせやすい
ほとんどの雑誌はフルカラーですので、ビジュアルを活かした見栄えのする広告がつくりやすいのが特徴です。
そのため、ファッションや高級商品などのブランディングなどにも適しています。ここはモノクロが多い新聞広告に比べてアドバンテージのある点です。
3. 媒体に信頼性があり、説得力を持って訴求しやすい
雑誌を購読する人は、その雑誌に対して一定の好感や信頼感をもっています。
そのため、掲載している情報や広告にも信頼性があり、情報の審査基準が不透明なインターネット媒体に比べて勝っている点と言えます。
また、1ページだけでなく複数ページにまたがる展開も可能のため、読者に説得力を持って伝えることも可能。
信用性のある媒体だけに、「あの雑誌に掲載された商品です」というような、他の広告媒体へのフレキシブルな展開も可能です。
たしかに、雑誌広告は4マス媒体のうち、インターネットの登場により最も大きく影響を受けている媒体かもしれません。
しかし、上に述べた通り、読者の年齢・性別・職業・趣味・ライフスタイルなどが共通していることが多く、 メッセージを伝えたい対象がはっきりしている場合、ターゲットを絞った効果的な広告を行える雑誌広告は、 非常に効果のある宣伝手段だといえます。
リベラルでは雑誌の媒体手配から広告制作まで一括しておまかせいただけます。ご相談内容に応じてどのような雑誌で広告を出せば良いかまでをご提案いたします。