SNSでの拡散やオウンドメディアのPVなどでお悩みの広報、宣伝の方は多いのではないでしょうか?そんな中、月間閲覧数は約1.4億PV、月間ユニークユーザー数は1700万UUを記録する女性に人気のキュレーションニュースメディア「モデルプレス」の情報を収集しましたので、考察とレポートいたします。ご参考になれば幸いです!
モデルプレスってどんなメディア?
「モデルプレス」は、10~40代と幅広い層の女性の支持を集めるニュースメディア。現場取材を基に記事を一次情報を速報することで世の中に話題をつくるのが特長で、記者の数が、30名以上!しかも自社のスタジオも完備の充実ぶりです!
新聞社など既存のマスメディアが独占していた、大手の芸能事務所やテレビ局への取材も行って、東京ガールズコレクショ ンやGirls Awardといった国内の主要ファッションイベントのほとんどでオフィシャルメディアを務めるほどになっています。また、その関係から、タレントのキャスティング依頼が同社に来ることも多いというから、ビジネスが雪だるま式に膨らんでいる形ですね。
「信頼」をコアにした拡大戦略
さらなる「モデルプレス」の強みは、その「情報拡散力」。SNSでの情報拡散力ランキング(2016年8月 Greenromp調べ)では、日経電子版に並ぶ2強に選ばれ、女性向けメディアでは1位とのこと。
心がけているのは、「記事を通して信頼関係を築くこと」。しっかりと取材をし、タレントのポジティブな側面を描く。そうした姿勢が、タレント事務所・読者の双方からの「信頼」というブランドを培って、さらに広告主企業のリピートにつながっているとのことですから、成功事例のお手本のようなものですね。
オールドスタイルの体当たり仕事×デジタルのイノベーション
今やまるで、広告代理店のような業態です。女性向けのヘルシースイーツの発売前にプロモーションの相談を受けた際は、ファッションイベントでコラボブースを出展し試食会を実施。開始と共に大行列ができ、その様子をニュースに。記事・写真は、もちろんクライアントの二次利用OK。その反響と相まって、また受注が大量に入り、大ヒットにつながったといいます。
従来型のネットを利用したニュースメディアは、それこそネットで情報収集してまとめるNAVERスタイルでしたが、「モデルプレス」は従来型の取材スタイルを貫いた。現場に足を運び体当たりでネタを集めた。その情報価値と速報性が、価値のある信頼を生んだ。その信頼が、様々な二次的なビジネスに結びついていった形のようですね。
オールドスタイルとデジタルを掛け合わせたイノベーションですね。信頼できる価値あるオンリーワンの情報をスピーディに配信すれば、そこに価値が生まれる。どれだけのネタを努力して仕入れるか、がやっぱりカギのようですね。
画像出典:株式会社ネットネイティブ、モデルプレス https://mdpr.jp/