デザイナーIです。
5月20日に行われたボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦を観ました。途中までですが。
ロンドン五輪金メダリストの村田諒太と、暫定王者のアッサン・エンダムが対戦。
前半は村田の手数は少ないもののダウンを奪い、「世界で随分と弱い相手を選んできたなあ、圧勝だろ」と思いながら、あまりのつまらなさにチャンネル変えました。
で、結果を見ると村田が1対2で判定負け。“誤審”という話も。
「ボクシングはショーの要素が強い興行なので、どこに真実があるか分からないことも多く起こります。例えば以前、亀田3兄弟が不透明な試合で勝ち続けたこともありました。興行主や主催者しか勝ち負けの真実を知らないのではないでしょうか」
こんな話や、
「会長が勝ち負けに言及したとしても、普通は点数付けまで話すのは異例です。一部週刊誌には《タイトルマッチを乱造する商業主義のWBA》とまで酷評されており、何か“裏”があるのではないかと感じてしまいます」
こんな話も。
村田サイドは判定を受け止めているとのこと。本当に“裏”がありそうです。
村田はフジテレビと電通が囲いこんでスター性を高めていった選手。興行は約5億円規模。平均視聴率は17.8%。昨今のスポーツ中継としては及第点ですが、“五輪メダリストの世界戦”と煽り立てた割には、驚くほどの数字でも無いとのこと。
“因縁の再戦”との謳い文句による、視聴率狙いか。ともありました。
負けるための筋書きがあったのかも。
世界のミドル級といえば層も厚く、日本人には「超難関」と言われている。
村田は昨年の4試合で一定の手応えを得た。
ただ、異例の13戦目での挑戦が可能になった背景には、五輪金メダリストの知名度はもとより、テレビ局主導で興行が組まれる国内事情もある。
たとえ、勝ったところに、さらなる挑戦を受けなければならない。
勝ち試合を負けるよう筋書きされ、再戦による視聴率を狙い、ファイトマネーを手に入れるか、観る人を楽しませるような勝負ができる対戦相手が他に居ないか、それ以上先のない選手にさせられてしまった感もあります。