今回もやってまいりました、趣味などを中心に身近に起こった事など、徒然なるままに書き綴っていく企画営業課 栁澤のブログです。
さてさて、未だにコロナが落ち着かずなかなかお出掛けが出来ない日々が続いております。
Amazon primeとYouTubeばかり見ていてはダメだという危機感の基、活字嫌いな栁澤でも本を読む機会が増えています。
ということで、最近読んだ小説をいくつか紹介してみたいと思います。
(1)『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』 (宝島社文庫)
第18回 『このミステリーがすごい!』大賞受賞作に選ばれた小説で、紙媒体に力を入れている広告代理店リベラルの営業マンなら読まなくてはいけないと思い、手に取りました。感想としては、星3つでした(詳しく書くとネタバレになっちゃうので、本の紹介のブログって難しいですね汗)。話の流れ、展開は面白かったのですが、肝心の紙の部分があまり活用されていなかった所と、若干推理の部分が大雑把だったのが残念な感じでした。
(2)『殺した夫が帰ってきました』 (小学館文庫)
「私の夫は冷凍庫に眠っている」がワンクール前にドラマでやっており、全部は見ていなかったのですが、オチを知っていたので、どうせ同じような結末なんだろうと、面白半分で読んで見ました。結果、星4.5つです。いい意味で裏切られてと言うか、「冷凍庫に眠っている」とは違う結末で非常に面白かったです。予想もしない結末でしたが、納得の行く素晴らしいストーリーでした!
(3)『私の夫は冷凍庫に眠っている』(小学館文庫)
「殺した夫が帰ってきました」を読んでしまったので、折角ならドラマ化したこっちも読んでみようと手に取りました。両方とも、最初のストーリーは同じで、殺したはずの夫が突然帰ってきて、何もなかったように日常生活が繰り広げられる所から始まります。
感想としては、星2つでした。オチを知っているので仕方ないとこですが、知らなくてもある程度予想は出来る感じだったので、星2つです。自分が原因でこんな事になったとしても、○○ハンバーグを食べさせようとしたことは、栁澤なら許せません(笑)○○の部分は小説、またはドラマを見てください。
※夫が殺される小説を立て続けに読んでおりますが、命を狙われてる訳ではございませんので、ご安心を(笑)
(4)『ルビンの壺が割れた』 (新潮文庫)
本の帯に「日本一の大どんでん返し!!」と大きく書いてあったので読んでみました。
感想は、星2つでした。いや、4つか?いや3.5か?なんとも言えない感じです。
というのも、終始気持ち悪いし、最後は大どんでん返しというより胸くそ悪い!
読んでまったくスッキリしなく、モヤモヤだけが残ります。ハッピーエンドの作品が好きな方は読まない方がいいかもしれません。が、強烈に印象に残る作品ではあるので評価が難しいのです。170頁ぐらいしかなく、Facebookのメッセージ形式のやり取りのみの文章となっているので、とても読みやすいです。1・2時間で読み終わりますので、一気読みが良いかと思います。
栁澤のおすすめ順としては、ルビン>殺した夫が帰ってきた>紙鑑定士>冷凍庫に眠っている、となります。
そんな、小説を紹介してみた今日この頃、なにか面白い本があれば紹介してもらえませんか?
お待ちしております。
ではでは~、また次回。