先日ぶらぶらブラウジングしていたらこんな記事を見つけました。
◆ Macintoshの「System 7.0.1」がウェブブラウザーで操作できる、Internet Archiveが公開
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1055220.html
私が初めてマックに触れたあたりのシステムを再現したブラウザで動作するアプリです。
◆ MacOS System 7.0.1 Compilation
https://archive.org/details/mac_MacOS_7.0.1_compilation
いくつかのゲームなどのアプリがそれなりにきちんと動作します。
当時6人ほどの小さな会社に勤めていて、普段さらっとした反応の社長がやっぱりさらっと会社に業者を呼んで、さらっと導入された記憶があります。
具体的な数字は覚えていませんが、けっこう高かったはずなのにあっさりしたもんだなあと思いました。
さて、といっても今のようにDTP、つまりデザイン制作から印刷入稿までができるわけでもなく、イラレも確か「3.0」(CS3ではありません)。
「写植に印画紙に版下」の時代ですから、白黒プリンタで出力したものを“印画紙”に“紙焼き”して“版下”に貼りつけたり…
今からすると冗談のようなことをやっていました。
さらに時間を遡って、いずれマイコン(笑)の時代が来る、と当時小学生の私に大枚叩いて、NECのPC-6601というPCを与えた父の目論見があったかどうか定かではありませんが、残念ながらゲームばっかりやっていた気がします。
当時の記憶媒体はなんと「カセットテープ」。
ファックスのような「ピーガガガガ」な音で記録され、ゲームをひとつ読み込むのに5分なんてのはザラで、長いものでは15分から30分かかるようなものもありました。
フロッピーディスクも(1D=256KB!)ありましたが、フロッピーに対応したゲームもあまりなく、借りてきてダブルデッキで(ごにょごにょ)できるテープのほうが便利でした。
そんな我が家の「マイコン(=マイクロコンピュータ)」でしたが、このPCを語る上で外せないのが合成音声による発声と、なんと音階に乗せて歌うことができるということでした。
「初音ミク」より24年も前に、この機能を標準で搭載したのは画期的(?)。
https://www.youtube.com/watch?v=8MZcjCxTFvA
当時の遅ーい起動から描画、音声デモが始まります(歌は50秒あたりから)。
…歌っていうか…なんか不気味ですね…。