ポケモンGOは、新しい広告媒体となるのか。
ポケモンGOが社会現象になっています。
私も真っ先にインストールして、 半日思いっきり満喫しました。
で、削除。絶対にハマりすぎて、他のことがおろそかになってしまう。時間も行動も、ポケモンに支配されてしまう。恐ろしい中毒性を持っています。
そのポケモンGOですが、任天堂色が強いものの、実はGoogleから独立したナイアンティックというアメリカの企業のサービス。そして、そのナイアンティックラボのジョン・ハンケCEOは、
近い将来、スポンサード・ロケーション(企業からスポンサー料を受け取るスポット)の受付に関する詳細を発表する
と、ニューヨークタイムズの取材に対して答えています。
要は、ポケストップを媒体として広告利用できるようにするということ。
何にもないポケストップにも、ポケモンGOのトレーナーがぞろぞろと集まっているというニュースを見ると、それを広告媒体として利用した際の集客力が、既存のあらゆる広告媒体をしのぐことは間違いありません。
もともと海外では、フォルクスワーゲンやBMWがAR(Augmented Reality:拡張現実)を活用したプロモーションで話題作りに成功していました。
商品にスマホをかざすと商品情報やクーポンを入手できたり、紙媒体の上にスマホをかざすと特設サイトに飛んだり、様々な手法で広告にARを活用されているのですが、日本ではなかなか浸透していませんでした。
ポケモンGOによってARに対する認知度が上がり、改めて今後媒体として様々なシーンで活用されるようになるのではないでしょうか。ネット広告は、もはやネットを飛び出して、様々なデジタルメディアへと進化を遂げているのです。
アナログとデジタルのはざまで。
今までは、ネット広告というと基本的にはwebサイトを中心に展開されていました。企業のホームページやキャンペーンサイトを核として、様々な媒体からサイトへと誘導する。あるいはwebサイトから店舗へ誘導する、といった利用のされ方がほとんどでした。
もちろん弊社でも、多くのwebサイトを制作してきましたが、ところが現在、新しいコミュニケーションの手段として、SNSを代表とする従来のwebの概念を飛び出したデジタルメディアが、次から次へと誕生しています。
さらにそれを自由に使いこなせる、デジタルネイティブ世代も社会に出てきはじめました。
彼らをターゲットに据えたマーケティングには、時代に即したデジタルメディアをいかに使いこなせるか・いかにタイムリーに生かせるかが、大きな課題になると言えるでしょう。
リベラルでは、従来の媒体とデジタルメディアを融合することで、より効果的なプロモーションをご提案していきたいと考えています。
紙媒体はもちろんですが、これからのコミュニケーションを切り拓いていくデジタルメディアも、リベラルにお任せください。