こんにちは。
今回は、最近気になる地域PR について書きます。
【ご当地キャラ】
発祥は、漫画家のみうらじゅんさんがつくった概念「ゆるキャラ」。
イベントやキャンペーンに使用されるゆるいマスコットキャラクターのこと。
その中で、地域PR 活動を行うキャラクターが「ご当地キャラ」。
キャラクターにその地域の特色が組み込まれています。
例:ざまりん(座間市・ひまわり)、くまモン(熊本県・熊)、ふなっしー(船橋市※非公認 ・梨)
【ご当地動画・CM】
主にYouTubeを利用してPR動画を流す方法。
時には公約発表や市の職員募集を呼びかけることも。
有名なのは、別府市の「湯~園地」計画公約ムービー 。
国内外で話題となり、4日で再生回数が100万回達成したため
計画実行へ移行になった動画。
「湯~園地」計画公約ムービー
温泉ハイスタンダード! 極楽地獄別府
別府市観光情報サイト「湯~園地」が計画中!
http://www.gokuraku-jigoku-beppu.com/
動画はSNS で拡散・共有しやすいため、最近の流行PR 方法だと思います。別府市のように参加型にもできるし、海外の人の目にとまりやすい。
ご当地動画ポータルサイト「わが街プロモーション」
PR のテーマごとにご当地動画が見られるサイト
http://www.wagamachi-promotion.jp/
…こんなかんじで、最近、地域の個性をデザインの題材にした活動が多く見られるようになっていると思います。
私の見に行く展示が、そういったテーマに偏っているだけかもしれませんが…笑
最近見に行った展示をご紹介
【d design travel SAITAMA EXHIBITION】
2017.02.16 – 2017.04.02 渋谷ヒカリエd47 MUSEUM
埼玉県の個性を、「デザイン」と「旅」の視点から見る展覧会。
D&DEPARTMENT PROJECT(ディアンドデパートメントプロジェクト)という
都道府県の個性に着目した活動体があり、
そこが発行している観光ガイド「d design travel」埼玉特集の展示バージョンです。
D&DEPARTMENT PROJECT
http://www.d-department.com/jp/
【地域× デザイン – まちが魅えるプロジェクト-】
2017.02.03 ~ 2017.02.26 東京ミッドタウン・デザインハブ
地域が持つ魅力を発見し、事業化しているプロジェクトを紹介する展示。
市や町ぐるみで取り組む大きな計画を企画書から見られました。
https://archive.jidp.or.jp/lds2017/
…現代は新しいものごとが次々と生まれ、流れていきます。
それは生活に影響を与えて、ずっと昔からあるものごとの価値が
とり残されている問題があふれているんじゃないかと思うんです。
今、デザインが世の中で活かされるとしたら、
既存の価値を現代の目を通して再認識させることかな。
…なんて勝手に想像しています。