プランニング課CDの佐藤です。
今となってはすっかり親離れしてしまった中学生の娘に、ただいま、父親として唯一のつとめが月刊誌の定期購入。毎月1日は、新潮社発行の「ニコラ」を買って帰ります。
発行部数20万部以上、ローティーン向けナンバー1の雑誌なのですが、全ページ余すところなく文字と写真がギッシリ詰まった、超カオスなデザインになっています。
アパレル、コスメ、文具から学習塾まで、商品や企業のタイアップ記事も満載。というか、記事のほとんどが、商品とのコラボ。一体どうやって管理してるんだろう…。
その中から娘たちは、必要な情報を取捨選択しています。
見やすく、写真を魅力的に―なんていうことではなくて、とにかく情報を大量に提供することが、溢れんばかりの情報にさらされて育った情報リテラシーの高い世代には、必要になるのかなぁなんていうことを考えさせられます。
コピーもグラフィックデザインも、その対極にあるから、いままでの作法では広告として機能しなくなってしまう。
これからの世代に、どんなアプローチをすれば届くのか。娘からいろいろ教わらなくては、と思う今日この頃です。