ワンコ動画で1TBがあっという間にパンパンのデザイナーKです。
動画サイトを見ていて最近思うことがあります。
『なんか最近動画もタテが多くない?』
と思ったら見るのも撮るのもスマホではタテが増えつつあるようです。
出典: スマホ 動画視聴スタイル タテ向きの流れ強まる(毎日新聞)
1分以内の動画なら持ち替えも面倒だし、ヨコにすると案外手が疲れますしね。
持ったままタテで…と言うのもわかります。
個人的には『動画はやっぱりヨコ!』と思っており、
タテ動画は抵抗があったのですが、試しに撮ってみました。
編集・15秒・音声あり
切り出しのみ・15秒・音声あり
どうやら人物を撮るのにはタテ位置がしっくりきます。
似たシーンをヨコで撮ると…
撮ったまま・17秒・音声あり
周囲の状況がよくわかるかわりに、人物だけに視点が定まりませんので、
『タテの場合は人物に向いた絵柄にしやすい』と言えそうです。
記事中にもありましたが、体感でも女性の方がタテのまま撮ったり見たりが多い気がします。
自撮り含む人物や髪型を撮る機会が多いからでしょうか。
女性向けのスマホ広告はタテ動画の方がいいかも知れませんね。
化粧品のパッケージなどはタテ長も多いですし。
それとは別に、このネタを考えた時点では全くの想定外だったことが…。
閲覧していただいたらお分かりかと思いますが、動画の左右に無駄な■黒空間■があります。
これがナカナカしぶとくてですね…。
動画編集には、Macに標準の動画編集アプリ【iMovie】を使っているのですが
横長が基本らしく、タテ動画を読み込むと
“真ん中にちんまりタテ動画のあるヨコ動画”ができあがり…。
設定を見てもタテにする術が見つからず…(ご存知でしたらご教示ください)。
仕方なく、タテにも対応した静止画像編集ソフト
“Photoshop CS6”(おまけ程度の動画編集機能があります)で編集して
意気揚々とYoutubeにテストアップ…。
orz(古い表現)
動画のソース自体は縦長なので
Androidアプリで『全画面』にすればタテ全画面で見られますが(あたりまえ)
他のサイトに埋め込んだり、情報を表示したままだとやっぱり左右に■黒空間■…。
道理でみんな左右に■黒空間■があるわけだ…。
タテ長動画に対応したサイトもあるようですが、まだまだ少ない印象。
Instagramはそのへん割り切って動画も静止画も基本正方形です。
動画タテは供給側がユーザーに追いついていないということでしょうか。
スマホは良くてもPCだとタテは見にくいですしね…。
このまま行くとそのうち映画もタテ長になるのでしょうか?
タテ長のスターウォーズとか…ちょっと見てみたい気も…。