近々抜歯します

こんにちは、皆様。兼子です。

暑い日々が続きますな。もうしんどいよ。。夏。
この時期の外回りは命からがらなので、皆様のもとに迷い込んできた営業マンというか弱き生き物には、どうぞ優しくしてやってください。お茶でもいいのですが、僕はガリガリ君が欲しいです。

話は変わりますが私、親不知に痛みが出てきてきまして近々抜歯をする予定です。
めちゃくちゃ怖いでごわす。
ややチャラめのお医者様から今回の抜歯大作戦の内容を淡々と説明されたのですが、一言一言がパンチラインすぎて、聞いているだけで気を失いそうでした。

「兼子さんの歯は結構いかちぃ生え方してるんで、歯茎を切開して、場合によってはあごの骨削って、歯を二つに割って、一個一個取り出す感じっすね~。」

すんごい軽いノリで、すんごい怖いこと言う彼。そんでその後申し訳なさそうに

「歯はきれいな状態で取り出せないんで、ちょっと思い出残せないんですけど」

そこではないよ。俺はそんなことを心配していない。えー!?ここまで長年連れ添った親不知、何とかきれいな形でお家にテイクアウトできませんか???観葉植物と一緒に水をあげたいと思ってるんですぅとか言うとでも?
むしろ勝手に生えてきて、勝手に虫歯になりやがったこいつ。取り出した直後木っ端みじんに爆破したいくらいだわ。
それより、お前骨を削るって。整形でもするのかい?目が覚めたらちょっと不細工な綾野剛になっているのですか?
とにもかくにも怖い。鬼怖い。

そして話は続き、抜歯後の話。「この生え方だと結構腫れちゃいますねぇ」
「へへ、ムーミンみたいになりますかね?」恐怖心を和らげるために冗談で返したわい。
「なりますね」空気を読まず即答する奴。
なるのかよぉぉぉ!おま、ムーミンって相当はれるぞ。

その後もしばらくしゃべるのも食べるのも困難になること、あごの神経の近くを削るので稀にあごに少し麻痺が残る可能性があることなど、ドライソケットという激痛の申し子みたいなやつがたまに起こることを説明され、俺は無事昇天しました。

抜歯後、俺はムーミンのような顔で、日本語のようなものをふがふが話しながら御社にお伺いすることになりそうです。
「おしぇわになってましゅー」と言って入ってきた汗だくのムーミンがいたらそれは私なので、どうぞ優しくしてやってください。

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